本棚

うつヌケ

たまたま本屋で目が留まり、パラパラと立ち読みしていたところ、本書の著者である田中圭一氏本人のうつ病と、うつを克服(すなわちうつヌケ)した経緯、さらには、当事者それぞれのエピソードについて、漫画形式で描かれていました。
漫画なので立ち読みしていくうちに、著者や登場人物について気になり、また内容が重いためさらさらとは読むことができず、思わず購入してしまいました。
何故か勝手にブックカバーをつけられましたが、店員さんが気を使ってくれたので何も言いませんでした。
早速家に帰り続きを読むと、「うつは心の風邪ではなく、心のガンである」というセリフが心に響きました。
風邪であれば、仕事も休まず出てこいという人もいるかもしれませんが、ガンである人に仕事頑張れという人はいないという言葉に納得しました。
そしてうつになっている人にとっても心のガンであれば、仕事を休んで静養するのも当然であり、必要なことだと気持ちを落ち着かせることができると思いました。
うつ当事者としては、少しでも自分を好きになれるようなことが必要であると漫画から読み取れました。そして、漫画という読みやすい媒体で途中でやめることなく最後まで興味深く読ませていただきました。

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