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人生の選択と愛について迷った時に読みたくなる「サヨナライツカ」

私が好きな恋愛小説の一つは辻仁成さんのサヨナライツカです。

映画化もされており映画からこの小説を知るきっかけになりました。

地元の本屋さんには無くてどうしてもこの小説を読みたかったのでネットで注文しました。

届いた日は早く読みたくて徹夜して読み進めました。

サヨナライツカというタイトルを見ると暗い内容ですがそれでもこの小説が伝えてくれる人を愛する事やサヨナラを覚悟して本気の恋愛を貫く主人公の2人の生き様は自分の心にとても正直で、人生の終わりを迎える時に自分は愛についてどのような感情を抱くのだろかと考えさせられるお話しです。

また、日本で婚約者の帰りを待つ彼女が書き上げるサヨナライツカの詩はこの物語にとって1番重要なところです。

なぜ人はサヨナラを用意しておかなければならないのか考えると婚約者の彼女の気持ちが伝わって来て切なくなります。

人生をかけた恋愛こそ重くて許されない事があると読んでいて実感しました。

映画とは違い、この小説に登場するサヨナライツカの詩を小説の文字で見るとより詩の意味を感じる事が出来ました。

決して綺麗事では済まされない恋愛模様ですが人生の選択についてと愛について迷った時に私にとってはまた読みたくなる恋愛小説です。

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