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「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。

私がおすすめするのは、【「仕事が速い」から早く帰れるのではない。「早く帰る」から仕事が速くなるのだ。】という、少し長いタイトルのビジネス書です。

これまでのビジネス書は、いかに早く帰るために仕事を速く終えるか、という観点から書かれていました。

しかしこの本では、早い時間に帰るという前提のもと、仕事を速くこなし、無駄な仕事はとっとと切り上げ、帰るというスタイルを確立した著者の生き方を感じることが出来ます。

直行だと嘘を言って昼に出勤したり、直帰だとこれまた嘘をついて昼頃には帰ってしまったり、破天荒な著者の姿に眉をひそめる方もいるかもしれません。私も読んでいて違和感を覚えました。

しかし、私たちは何故、一定時間オフィスに縛り続けられるのが当たり前だと感じてしまっているんだろう、という疑問もわいてきます。

8時間、平等に働くことが本当に「平等」なのでしょうか。結局、仕事が速い人には次々と仕事が舞い込み、不平等になっているのが現状ではないでしょうか。

筆者が嘘をついてまで帰ったのも、オフィスにいる限り、決まった仕事が終わっても次の仕事を押し付けられると感じたからでした。

日本人はまだまだ正社員でオフィスにいて働く、といった安定した暮らしを理想としていますが、世界を見るとノマドワーカーと呼ばれる専門性を生かし、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をしている人たちがいます。日本でもフリーランスが増えています。

新しい働き方を考えていく、ひとつのきっかけになった本です。今の当たり前とされる働き方に疑問のある人は、是非読んでみて下さいね。

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