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ぼくはこんな本を読んできた

ぼくはこんな本を読んできた 必読の教養書400冊」は知の巨人こと立花隆と、知の巨人こと佐藤優が、
読むべき本200冊を互いに挙げ、それについて対談する本です。

対談を読むのはあまり得意ではありませんが、この本は内容が濃くて非常に面白かったです。
物理や数学の本から、地理学、小説、漫画…。その中でも、戦争やナチスの考え方など、
これまで積み上げられてきた歴史がどのように人々が考え、どう動いたかというところを
二人とも重要視していると感じました。それを知っていないと、これからの動き方もわからないと。

そして二人とも圧倒的に頭がよく知識量もあるので、非常に高尚なレベルで、高尚な言葉を使っての対談なっており、
読んでいてその言葉たちが非常に小気味がいいです。立花隆はよく、使うレトリックが印象的だと評価を受けていますが、
佐藤優も負けてはいません。

二人ともキリスト教信者の家で育ったので、キリスト教にまつわる話も多かったです。
特に、佐藤優は同志社の神学部を出ているので、その「神の存在をどう説明するか」という議論に関しての
記述は非常に興味深かったです。

また、立花隆がマンガについてのコメントに、「私は、バカ丸出しとしかいいようがない麻生前首相の言うこと為すことのすべてに批判的だったが、日本のアニメとマンガは日本が世界に誇るべき文化資産とみなすべきだという見方はいまでも正しいと思っている」

とマンガを称えながら、麻生太郎をボコボコに言っていますが(笑)この言葉には共感できました。

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